店舗での作業が始動しました。
10月13日(日)。
予定より少し早く工事が終わり、今日から店での作業再開です。
台風の影響で千曲川が氾濫した長野県。
朝からご心配のメールを沢山いただいています。
店と自宅は、川より高いところにあるので大丈夫です。ご心配頂きありがとうございます。
でも、千曲川の対岸(お城と反対側)の土手が崩れて別所線も不通となり、ただただこの堤防が決壊しないことを祈るばかり。朝からヘリも飛び続け、ただならない雰囲気の上田市です。
台風情報が気になりつつも、昨日までの3日間、私はルヴァンさんで研修させて頂いていました。朝4時からお昼過ぎくらいまで、生地の仕込みからの流れや、製粉や焼きあげまでいろいろ、惜しみなく見せて頂き、たいへん勉強になりました。
30年かけ継いだ酵母種。細かいところまで忠実に守られ受け継がれている製法。
パンが無かった日本に、パンの伝統を持ち込み伝え続けてくれている、かけがえのないお店です。
「もう少し若いときにルヴァンさんの魅力に気付いていれば、修行を申し込んでいたのに!」という気持ちが、思いがけず叶ってしまいました。「沢山盗んで行ってくださいよ」と、大らかに言ってくださった甲田さん、親切にしてくださったスタッフの方々に感謝です。ますますルヴァンさんファンになってしまったのでした。
ルヴァンさんと同じく、自家培養の酵母種を使う伝統製法を、ハルなりに極めていきたいと思っています。そして、「この辺では地粉を使った酸っぱいパンが当たり前よ」みたいな、ちょっと特色のある地域になったら面白いんじゃないか、なんて思ってます。
いよいよ、明日から新しい窯も始動。ワクワクしています!